会長挨拶

自治連の仕事を始めて7年となり、僭越ながら、この度会長職をお受け致しました。 会長としてこの組織をどうしてゆくか、時代にあった自治会・自治連はどうあるべきか、思うところを纏めてみました。どうぞ、ご一読頂き、皆様のご意見・指導をお受けしたく、宜しくお願い申し上げます。

1. 自治会と自治会連合会の役目

自治会・町内会は小学校が制定される明治の初めに発足し、大正、昭和、平成とその役目を変えてきています。戦時中は暗いイメージを与えた時もあったようですが、戦後復興期には子供達が増えたこともあり子供会と自治会が地域で大活躍の時代でした。その後、個人尊重の意識が強くなり、隣近所の関係が希薄になった結果、自治会・町内会は衰退期に遭遇しています。この傾向は日本全国で田舎から都市部まで同じです。もちろん、超高齢化や人口減少の影響もあります。しかし、今こそ会員の為になる、喜んでいただける、防災の備え、子供や高齢者の見守り、楽しいおまつりなど、時代にあった活動をしなければいけないと思います。 しかし、それを実施するのはあくまでも単一自治会・町内会であり、行動する会員さん、役員さんの心意気、モチベーションに依存しています。即ち、主体は各自治会・町内会の現場にあります。 自治連は自治会リーダさん方(会長や役員の方々)のモチベーションを維持、向上の手助けをする役目があります。現場が困っていること、悩んでいることを聞きあげ、拾い上げて自治会・町内会では対応し難いものを課題化し、自力もしくは行政との協働で解決する。そのことで、現場がやり易くなる環境を整えるという役目を担っていると思っています。

2. 自治会・自治会連合会の運営

自治会・自治会連合会の運営には老若男女を問わず、多くの多様な意見が反映されるべきです。何時でも、どこでも建設的意見を出し合い協議できる雰囲気が大切です、「和而不同」をいつも念頭に皆さんが活発に意見交換できる場を創ってゆく事が肝要です。 自治会内だけでなく、社会福祉協議会、消防、警察、行政とも友好的に協働し関係者の思いを聞き、すり合わせながら、最大限協力し合って会員(市民)のための活動や運営に徹してゆきましょう。 また、粘り強さも大切な要素だと思います、自治会のことは民間会社の例のように直ぐ改善、改革という訳にはいかないようです。何年かけてもやり遂げる辛抱が必要だと感じています。

3. 自治会・自治会連合会の将来

時代が変わっても人は“つながり”の中でしか生きてゆけないと思います。これは老若男女を問わず同じです。この厳しい時期にこそ若い世代に自治会に参加し、活躍して貰いたい、と思っています。先輩が若い人を盛り立て行動してもらう、失敗は先輩がカバーするそんな雰囲気のなかで自治会は後世に伝えてゆけるのではないでしょうか。

 

平成30年7月 昭島自治会連合会会長 中島岩雄