滝山城跡
「滝山城跡群・自然と歴史を守る会」のガイドで滝山城跡を久しぶりに訪れてみました。
今年3月案内解説板が新設され、また守る会の手によって篠竹等が刈り取られ堀、土橋、枡形虎口、馬出しなど城を防御する地形がより分かりやすくなっていました。
滝山城主北条氏照家臣の石川土佐の守が建立したといわれる大日八坊(普明寺、本覚院、圓福寺のみ現存)やその娘おねいの眼病が洗眼で治ったという井戸が拝島にあり、また1569(永禄12)年には小田原攻撃に向かう武田信玄軍が拝島に布陣し滝山城は落城寸前まで追い込まれるなど滝山城と昭島のかかわりは少なくありません。
中の丸展望台からは多摩川対岸の拝島方面が見渡すことができまた桜の名所にもなっていて4月8日から桜まつりが開催されるそうです。
国道16号線の拝島橋を渡り八王子IC方向に向かい八王子車検場入口信号先右側の入口看板がある小道に入り更に右側の階段を上ると尾根伝いに城跡に行くことができます。なおこの進入路には駐車場所はありませんのでご注意ください。