共助のちから
先月22日22時8分頃発生した長野県北部地震の被害状況は、11月28日19時時点の長野県発表資料によると次のようになっています。
重傷10名、軽傷36名、住家の全壊33棟、半壊62棟、一部損壊835棟。
大部分の人が家にいたと思われる時間でしかも住家の全壊、半壊が95棟に及んだにもかかわらず死者はありませんでした。
その理由は①倒壊家屋の下敷きになった人を近所の住民が救い出したこと ②骨組みが頑丈で隙間のある雪国特有の家の構造が命を救ったこと などを報道では伝えています。
特に①については普段から地域で顔の見える付き合いが行われていて、各家の家族構成を把握していたことが背景にあると言われています。