東京都地域活動支援アドバイザー派遣事業を実施しました
自主防災組織の実効化についてアドバイスを受けるべく、東京都が実施する標記事業に福島連合自治会として応募し、平成28年11月20日実現しました。
アドバイザーは梶秀樹氏(一般社団法人地域防災支援協会理事 筑波大学名誉教授)で、防災に関する専門的な知識や効果的な取り組み〜防災市民組織活性化のために〜と題し講演とアドバイスを受けました。
主な内容は
1.組織実効化の方策
本部機能と班機能の分担
2.要員確保の戦略
①協力者発見のためアンケートの実施 ②訓練参加者に防災会の協力の打診 ③若い世代の参加(PTAと連携) ④自治会役員と切り離して募集
3.活動の源/ソーシャル・キャピタル(人間関係資産)の醸成
4.防災イベントと防災訓練
いろいろな防災イベントの企画、共助促進のための防災訓練の企画
5.他組織の成功事例
品川区荏原町会の事例
6.おわりに/日本人の災害観
防災対策の考え方を改め応急対応から生活継続への転換
要員確保の戦略や荏原町会が東日本大震災を契機に町会役員の間で防災活動を開始する機運が高まり眠っていた活動を活性化させたことなど参考になりました。