福島青年団団歌“昭和の東”
当地の歴史に詳しい福島町2丁目在住の岩崎好亮さんから“昭和の東”という福島青年団団歌があったということをお聞きしましたのでご紹介します。
福島(ふくじま)が当時の昭和町の東側にあったことからこの題名がつけられたようで、戦前戦中は兵隊送りに、戦後は青年団の対抗運動会に歌われたそうです。
特に兵隊送りは当地から戦地に赴く兵士のために、先ず福島神社で武運長久を祈願し武蔵福島駅(昭和5から19年まで福島交番のやや北側にあった五日市鉄道の駅)まで楽隊が先導し、駅でこの歌を歌って見送ったそうです。
南中神駅から武蔵福島駅までは緩い上り勾配になっていたので、上り機関車の煙突が見えた時を合図に歌い始めると丁度発車の時に歌い終えたことなど岩崎さんのお話には実感がこもっていました。
岩崎さん提供の歌詞などの資料はこちらをご覧ください。