福島会館と「せきめん」の由来碑について
私たちが生活していくうえで、その土地の歴史を知ることは大切なことです。福島会館に「せきめん」の由来碑がありますのでご紹介いたします。
「せきめん」の由来
この施設の所在地は、かつて「せきめん」と呼ばれる水田でした。このせきめんは、江戸時代、福島村の水田用水や九ヶ村用水堰の維持管理のために領主から年貢を免除されていた土地であり、堰免あるいは堰面と書きます。福島村民はこの水田を分轄耕作し、それによって得た収入を維持費の一部に当てていたのでこの名があります。このたび、この施設を建設するにあたり、すでに忘れ去られてしまいつつある歴史的市地名を後世に伝えんがため、ここにその由来を誌します。
平成四年六月吉日 昭島市教育委員会
福島会館とせきめんの由来碑⇒https://trc-adeac.trc.co.jp/Html/Usr/1320715100/space/spaceD/D9.html