福島の歴史を紐解く~廣福寺境内の大松~
昭島市指定天然記念物の大松や庚申塔、二千年蓮などが境内にあり昭島市の歴史を今に伝える廣福寺境内(福島町2-14-7 廣福寺境内)には、目通り幹回り約3メートル、高さ約18メートルで、推定樹齢は約500年といわれる大松(クロマツ)があります。文化財として昭島市指定天然記念物(昭和46年1月9日)に指定されています。大松は、枝垂れの姿態がよく樹勢も旺盛で、全体の容姿は素晴らしいものがあります。廣福寺の創建当時に植えられたものと思われます。この松には、「多摩川対岸の日野からも遠望でき目印にもなった」との言い伝えも残っています。