新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ

令和2年4月7日に政府から発出された、緊急事態宣言は、5月25日をもって解除されました。
この間、不安を抱えながら、外出の自粛など、多くのご辛抱をお願いする中で、咳エチケットの徹底や手洗いの励行、さらには3密の回避など、多大なるご理解とご協力をいただきました市民の皆様に心から感謝を申し上げます。
また、感染リスクと背中合わせの過酷な環境のもと、強い使命感を持って日夜奮闘しておられる医療従事者の皆様、保育や福祉の現場で働いていただいている皆様、販売や物流、公共交通など、市民の生活を支えていただいているすべての皆様に改めて敬意を表したいと思います。
緊急事態の解除後においては、これまでと同様に感染拡大のリスクをできる限り低減させる中で、経済社会活動の引き上げを図っていく必要があります。このため「新しい生活様式(政府専門者会議提言)」の定着を進め、外出の自粛や施設の使用制限が緩和された今日、感染症に負けない新たな日常をつくる必要があります。
市では、これまで特別定額給付金や市独自のひとり親世帯への緊急支援給付金等、市民生活及び地域経済を守るため迅速に様々な対応を行ってまいりました。
今後も、第2回昭島市議会定例会最終日【7月3日(金曜日)】に全会一致で可決されました、国の家賃支援給付金の対象とならない市内中小事業者等に対し、感染症の影響により4~8月の売上げが20%以上50%未満減少したなど一定の要件を満たす場合に、市独自の家賃支援金を支給する等、様々な対策を、迅速に実施してまいります。
また、市におけるPCR検査体制につきましては、6月1日に医療機関と協定を締結し、さらに感染拡大の折には、検査体制の強化に向けて医療機関と連携し、市民の皆様が検査を受けられる体制を整えました。
7月になり、東京都内での感染者数が増加している状況を鑑みると、新型コロナウイルス感染症対策は、長期化を見据え、引き続き、万全な対応を図っていく必要があります。
市民の皆様と行政が心をひとつにしてこの難局を乗り越えていかなければなりません。
更なるご理解とご協力をお願いいたします。

 昭島市長 臼井伸介

更新日:2020年7月8日   ※市役所HPより抜粋

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