新年の挨拶  

 
                                                                    昭島市自治会連合会 会長 小野 正敏
新しい年を迎えおめでとうございます。
本年が皆様にとって良い年であることを祈念してごあいさつ申し上げます。
▼昨年、私たちは市内の団体と連携を取りながら『地域の安全・安心まちづくり』活動の、防災・減災を重点に取り組んで参りました。
▼阪神淡路や東日本大震災等の災害では地域住民の助け合いにより、多くの命が救われました。地域による共助の大切さと、各家庭に於いては自助の基本である家具の転倒落下防止や、3日分以上の生活必需品を備蓄する必要性を訴えてきました。
▼また、「自助・近助・共助」を理解し自分たちの力とする為に、防災講演会を3回開催し多くの自治役員に受講いただき、「自助」が防災活動の基本であること、近くの人が近くの人を助けるためには顔の見える関係づくりが大切で、災害時は隣近所で助け合い、平常時は隣近所同士の緩やか見守り活動で安否確認をし合う「近助」の重要性、自助を啓発する共助が大切等学んだことをベースに防災・減災活動を深め、安全・安心まちづくり活動を続け、地域防災力の向上を図ります。
▼自治会加入促進と「自助」のレベル向上を図って行くを目的に配布した「防災パンフレット」を活用し、しっかりした「近助」の仕組みを作るため「防災隣組」活動を試行し検証することと、3つのモデル地区でスタートした「自主防災基礎マニュアル」も各自治会と連携を取りながら、市内全域に展開してまいります。
▼自治会加入率向上の為、自治会活動を参加者にとって楽しいものに変えていくには何をなすべきか、他の地域の活動も参考にしながら検討していきます。
▼自治会区と小学校区の違いの解消等、自治連として取り組むべき課題はたくさんあります。自治会会員方々のご理解を頂きながら、行政とも協働し一つずつ取り組んでまいりますので、皆様方のご理解とご協力をお願いいたします。
                昭島市自治会連合会・平成25年1月1日号・会報より

昭和記念公園からのダイヤモンド富士(上)   多摩大橋からの夜明け(下)
(写真提供:藤井憲正)