都が地域防災学習交流会・募集!前期締切5/20

toukyoutonarigumi「地域防災学習交流会」を東京都が企画しました。首都直下地震への備えや災害時要援護者対策について、自治会やブロックで学習しませんか?
皆様の町に防災の専門家が訪れ、防災に役立つ講義などを行ってくれます。詳しい内容と申込方法は、下記を参考にしてください。申込書等はブロック長に5月9日の常任委員会の際、お渡ししております。時間もありませんので昭島市の防災課か、最後行の担当部署にお問い合わせください。

       <25年度地域防災学習交流会(前期)の概要>
1 事業概要
希望する自主防災組織や町会・自治会等に対して、防災専門家等の講師を派遣し、地域防災の学習会(講義)と交流会(意見交換)を実施します。「地域防災学習交流会」の実施により、自助・共助の重要性を訴え、地域の活動を活性化させるとともに、地域内の交流を深める「きっかけ」を提供することにより、地域の防災力向上を図ることを目的とします。

2 対象団体
都内(区部・多摩)の自主防災組織、町会・自治会等(PTAや、町会・自治会以外の地域コミュニティ等も含む)で受講を希望する団体(以下「受講希望団体」)

3 実施期間
平成25年6月17日(月)から9月30日(月)までの間
※1 受講希望団体が希望する日に実施します。(申込書に第四希望まで記入)
※2 土・日・祝日を含みます。
※3 8月10日(土)~8月18日(日)は除外します。
※4 年度後半にも同規模・同形態で実施予定です。

 4 実施時間帯
(1)~(3)の中で、受講希望団体が希望する時間帯で実施
(1)午前開催:10時から12時のうち90分間
(2)昼間開催:13時から17時のうち90分間
(3)夜間開催:18時から21時のうち90分間
※1 前後の開催状況によっては、別途時間を調整させていただくことがあります。

 5 実施回数  45回

6 実施会場     町会・自治会館やコミュニティセンター等、受講希望団体若しくは区市町村が手配する会場

7 受講者数   20~30名程度を目安とします。
※30名を越える実施も可能ですが、印刷物等の準備は50名分を上限とします。

8 講義内容
(別紙1「平成25年『地域防災学習交流会(前期)』コース内容」参照講義前半に「学習会」を、講義後半に「交流会」を実施します。

○Aコース 「首都直下地震の備えと地域防災力の向上」
東京都の首都直下地震が起きた場合の被害想定の結果を踏まえて、個々人が備えるべき自助の内容、ならびに地域の共助の体制について、日本人の災害観である順応や諦観(ていかん)を打ち破る「生活継続防備」という新しい視点から見直します。
○Bコース 「マンションの防災対策」
本講義ではマンションの防災対策の中でも、特にソフト面について居住者の安否確認や高齢者避難支援、共同炊き出し等を総合的に行っている事例など、先進的なマンション自主防災組織の活動を紹介し、今後の対策について解説します。
○Cコース 「避難所運営の手順と方法」
自治会、町内会、管理組合等が主体となった避難所運営の手順を確認しながら、行政との協働の観点を含めて、地域の防災資源である人材、物資、空間、情報の取り扱いを解説します。
○Dコース 「地震火災への対応と初期消火」
風速が6∼7m/秒を超えると、火災は火の粉や火の玉を飛ばし、それが新たな出火点となって避難のゆく手を阻みます。本講義ではそうした火災の延焼性状を理解して貰うとともに、出火を失くし、火災の拡大を防ぐための初期消火の要点を解説します。
○Eコース 「災害時要援護者への対策」
東京消防庁が4月に発表する災害時要支援者のための「地震から命を守る『7つの問いかけ』」に基づいて、要支援者だけではなく、支援をする人にも必要な準備や心構えを解説します。
○Fコース 「地域の危険を知る-地域ハザードマップの作成-」
自分の住んでいる街にどんな危険があるかを知るのが「まち歩き」ですが、本講義ではまち歩きの準備と要点を解説して「防災の目」を養います。またその結果をどのように「地域のハザードマップ」としてまとめるかを、事例を基に解説します。
○Gコース 「安否確認の進め方」
災害発生後、まず必要になる対応の一つが「安否確認」です。本講義では、防災関連機関が進める安否確認業務ではなく、地域が主体で進める安否確認について、事例を基に進め方のポイントを解説します。
※1「学習会」は、別紙1「コース内容」のA~Gコースのうち団体が希望するコースを実施します。
※2「交流会」は、質疑応答や地域防災に関する意見交換等を行います。
※3「学習会」と「交流会」の時間配分は変更可能です。また、講義内容についても、受講希望団体の要望に出来る限り対応します。地域の特性を講義に盛込んでほしい等、講義内容のアレンジを希望する場合は、申込書にその旨記入いただければ、ご相談に応じることができます。但し、内容によっては希望に沿えない場合もあります。
※4「学習会」の講義の前に、「東京消防庁からのお知らせ まちかど防災訓練について」があります(10分程度)。

9 学習交流会実施にあたっての運営業務について
本事業を実施するに当たって、東京都は業務委託契約を「株式会社イオタ」と締結しています。学習交流会実施に係る①申込受付、②受講希望団体との連絡調整、③機材の準備(マイク、パソコン、プロジェクター、スクリーン等)、④会場の設営、⑤当日の受付や司会進行等の業務は、東京都委託業者が実施します。

 10 その他
(1)学習交流会を受講された団体で希望する団体には、「学習交流会」を踏まえて団体で作成したマニュアルやマップ等を、講義補足資料としてコピーいたします。(カラーコピー、最大50部、サイズには制限があります)当サービスを利用する場合は、10月4日(金)(必着)までに、コピー原稿を郵送またはメールをしていただきます。(詳細は、東京都委託業者までお問合せください)
(2)学習交流会に係る質問等については、以下の東京都委託業者までお願いします。
(3)当日は写真や動画を記録として撮影することがありますので、その旨ご了承ください。

【学習交流会 申込・問合せ先】(東京都委託業者)
株式会社イオタ 三平
電 話 03-3523-1900(代表) FAX 03-3523-1901
E-mail apply@iota-lab.com

【東京都担当】
〒163-8001 東京都新宿区西新宿二丁目8番1号
東京都総務局総合防災部防災管理課 防災隣組推進担当 池上
TEL 03-5388-2549   FAX 03-5388-1270