3/1~7 火災から尊い生命を皆で守ろう

yjimage.jpg12平成27年度東京消防庁防火標語は、『火の始末 油断しないで 最後まで』です。防火防災に関する意識や防災行動力を高めていただくことにより、 火災の発生を防ぎ、万が一発生した場合にも被害を最小限にとどめ、火災から尊い 命と貴重な財産を守ることを目的として、平成28年3月1日(火)から3月7日(月)まで、平成28年春の火災予防週間を実施しています。
地域と家庭の安全は”前前(さきざき)の用心”です。外出時や就寝前の点検、建物の周囲に燃えやすいものを置かないといった原則を、面倒がらずに励行することです。

住宅用火災警報器は、全ての居室、台所、階段に設置しましょう。

東京消防庁管内では、平成16年10月1日から新築の住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられ、既存の住宅には、平成22年4月1日から義務付けられています。住宅用火災警報器の耐用年数は概ね10年といわれており、これから新しい機器に交換が必要な住宅用火災警報器が多くなることが予想されます。
10年を過ぎているものは、電子部品の寿命等による故障や電池切れにより、火災を感知できなくなる可能性が高まるため、各メーカーでは、設置後10年を経過したら新しい機器に交換することを勧めています。
住宅用火災警報器は、故障警報や電池切れ警報により異常を知らせてくれる機能がついています。
ご自宅の報知器の設置時期を設置するときに記入した設置年月は、本体に記入されている製造年を見て確認し、10年が経過していたら新しい機器に交換しましょう。

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<点検・お手入れについて>
住宅用火災警報器は適切に作動するか定期的に作動確認しましょう。作動確認は、本体のテストボタンを押すかひも付きのものは、ひもを引くことで行うことができます。音が鳴らない場合は、電池切れか機器の故障が考えられます。詳しくは製品の取扱説明書をご覧ください。
住宅用火災警報器にホコリ等の汚れがつくと、火災を感知しなくなる危険性があります。汚れが目立ったら乾いた布でふき取りましょう。台所に設置してある住宅用火災警報器で油汚れがひどいものは、せっけん水に浸した布を十分絞ってからふき取りましょう。