東北地方太平洋沖地震*国内最大規模M9.0
あなたの家庭と、地域の防災の現状を把握しよう!
3月11日午後2時46分ごろ、マグニチュード8.8の国内観測史上最大を記録する地震が東北地方太平洋沖で発生し、停電や火災、津波などの被害が拡大しています。災害地の皆様に心からお舞い申し上げます。
余震も危険です。各家庭の家具転倒の見直しを!避難場所の確認、非常持ち出しなどの総点検を家族みんなでしましょう。関東大震災がM7.9、阪神淡路大震災ではM7.3でしたから、如何に大きかったかがわかります。
昭島でもこれまでに経験したことのない長時間の揺れでした。夕方以降は市内の幹線道路は渋滞し、JR等の交通機関がストップし、自宅に戻れない「帰宅難民」が大量に出て、昭島市としても、昭島市市民会館公民館や都立昭和高校と都立拝島高校を帰宅困難者用休憩施設として開設しました。
小野自治連会長は地震後、地域の災害時要援護者のお宅を訪問し確認をされ、夜は市民会館公民館を自治会の役員の方と訪問されて状況の確認をされていました。各自治会の皆さまも地震後、地域で安否確認や集会所の建物の確認等をして報告を頂きました。また、高層マンションでは地域の役員の皆さまは、エレベーターに閉じ込められた方がいないか1棟1棟確認して歩いていただきご苦労様でした。
このように災害時、地域として何が出来るか?何をしなければいけないか!を思い知らせれる今回の地震でした。交通機関のストップのために昭島に戻れず都心部で泊まられた方も多くいました。この経験を活かし今後、地域自主防災をどう取り組むかを真剣に、自治会が中心となって住民や各種の地域組織と話し合いを始めたいものです。
地震後は、携帯が全く機能しなかった時間帯が長く続き、公衆電話の前に行列が出来ていました。
そんな時に役立つ緊急用ダイヤルを紹介します!
<緊急用ダイヤル>
171 + 1 + 自宅の電話番号(市外局番からダイヤル)で伝言吹
171 + 2 + 自宅の電話番号(市外局番からダイヤル)で伝言再生きこみ
また、下記のサイトでは、災害に関する情報や被害状況をリアルタイムで更新していきます。
<災害情報>
http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011.html
<自治会の皆さまからの声>
●昭島生まれて初めての長い揺れの地震でした。高いところにある不安定な物が床に落ちたくらいで助かりました。これを教訓にしないといけませんね。
●府中から徒歩で約2時間20分くらいかって帰宅しました。道路のいたるところで車が渋滞が発生していました。
●息子、孫、兄弟、殆ど連絡とれず、千葉にいる姉がに電話は通じるのですが音沙汰なし?孫からは今朝連絡ありほっとしています。
●バスタブを水で一杯にしました。万一の時、水が無いとオオゴトです。2リットルボトルが数本では足りません。
●今日は帰れず会社に泊まりです。今もビルが揺れてます。新宿ではどうにもならないですね
●立川で勤務中長く揺れました。大型商業施設は営業を中止しお客様を外に誘導していましたが、JRも全線ストップ。人は2階建てのデッキの上に貯まるばかり。駅前というのに情報もなく、伊勢丹と南口のアレアレアの大型スクリーンでNHKを流し見入る人がたくさんいました。
●つつじが丘南小の子どもたちが集団下校していました。小学校の防災訓練がやられていることが伺えました。しかし子どもたちが帰宅しても、親御さんが不在ですと、この余震で心配ですね。
●子どもと犬と体寄せ合っていました。都内にいる夫から電話あり、すごい揺れを地下でも感じたそうです。
●帰宅難民となり、会社で仕事してました。朝になってJRが動き出したので帰ってきましたが、電車が徐行運転するのですし詰めの状態で、3時間かけて練馬から返ってきました。これから寝ます。
●携帯で連絡が取れない家族とは災害伝言板で安否を確認し合いました。家族全員が同じ携帯会社なので便利でした。各社で伝言板が設置されていますから、練習しておくといいかもしれません。災害が落ち着くと撤去されてしまいますので。私は常に携帯用充電器電池式を持ち歩いています。
(以上)