6/29 山村武彦氏の講演会開催 17.19.20B主催

山村先生2平成26年6月29日10時から、KOTORIホール(昭島市民会館)において、昭島市自治会連合会17,19,20ブロックのコミュニティ協議会『まちづくり昭島北』で防災講演会を実施しました。
講師には、防災アドバイザーの防災システム研究所所長の山村武彦先生で、テーマは『互近助(ごきんじょ・お互いに助け合う) 』と『防災隣組』です。同地域は、4年前から防災に取組みここ1年で防災隣組組織の構築に挑戦しています。本年、1月に東京消防庁より「地域の防火防災功労賞」、4月に東京都から「東京防災隣組認定団体」をいただきました。
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初めに小野まちづくり昭島北委員長から開会の挨拶後、来賓を代表し佐藤清昭島市副市長から挨拶がありました。

その後、司会の山崎つつじが丘西自治会長から、講師の山村先生の紹介があり、山村武彦氏の防災講演会が始まりました。
講演の主な内容は、
1、新潟地震(1964年)50周年
2、次の大地震はカウントダウンが始まっている?
3、「逃げる・守る防災」プラス「安全な場所に住む・災害を迎え撃つ防災」
4、目からウロコの防災新常識
5、互近助(ごきんじょ)付き合いで、ずっと住みたいまちづくり
6、関東大震災の奇跡「町を守り抜いた人々」
7、災害現場の「ちょっといい話」

yamamura11<心に残ったスピーチ>
●同じ時代、同じ地域に住み、支えあう皆がいるから街がある。
いつでもどこでも震度6に備え”逃げる・守る防災+安全な場所にする災害を迎え撃つ防災
●固定概念に縛られず「安全行動マニュアル」が必要
・各戸ごとに、転倒落下の少ない閉じ込められない安全ゾーンを決めておく。
・揺れたら、直ちに安全ゾーンに移動(避難誘導)
 ・ドアを開け避難路確保、落下物注意し避難など行動選択
●安全・安心な場所(地域)にする
①建物・室内の安全〔自助〕
②我が家の安全ゾーン
③近くで助け合う防災隣組〔近助〕
④地域で助け合う〔共助〕
⑤行政と連携する〔公助〕
●火災が発生したら
①知らせる
〔通報〕 ②消す〔応援〕 ③助ける〔救出〕 ④逃げる〔避難〕
互近助(ごきんじょ)付き合い・防災隣組
無理せず、力まず、楽しんで
できる人が、出来る時に出来ることをすればいい
誰かが真ん中にいるということは
誰かが端っこにいること
歳を取れば誰でもいつかは要援護者になる
活動したくてもできない人の気持ちを考える
活動できない人でも参加できること
それは『感謝する心』を持つこと

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 kuji400講演終了後、くじ引き大会を実施して終了しました。
退場時、昭島市から参加者全員に非常食を頂戴しました。
山村先生からも直筆のサイン入り色紙も頂戴し、くじ引きの品として、先生から直接プレゼントしていただきました。