9/13 自治会長研修会・”そなエリア”で実施!

9月13日(水)平成29年度自治会長研修会として、江東区のそなエリア東京(東京臨海広域防災公園)へ63名の自治会役員皆様で「首都直下地震発生から72時間を生き抜く」というテーマの防災体験学習と、午後から同会場の研修室で、東京都総務局の総合防災部から防災の研修を受けました。

朝8時45分、市役所の市民ホールに集まり臼井市長から激励を受け、9時に市役所をバス2台に分乗し出発しました。11時前にそなエリアに到着し11時半から2班に分かれて、防災体験学習を1時間半受けました。2班は初 めに18分間の震災時、家族間の絆のアニメを見た後、首都直下地震等の大規模な災害発生時に、現地における被災情報のとりまとめや災害対応対策の調整を行う「緊急災害現地対策本部」等が置かれるオペレーションルーム(左図)を見せてい ただきました。被災情報や各種応急活動に関する情報の収集・分析、関係機関との相互調整、災害時の航空管制等も行うそうです。出来れば、この施設を使いたくない!と参加者同士で話し合っていました。
次に「首都直下地震発生から72時間を生き抜く」というテーマの防災体験学習では、全員にタブレット端末を渡され、操作方法の説明を受けてエレベーターに乗ったところから始まりました。
震災直後の街に誘導され、音響・証明・映像により余震が繰り返されるジオラマの中をタブレット端末で各種の対応についての質問が出され答えていくという体験でした。注意事項も詳細に説明いただきながら、避難場所に移動しました。そこで首都直下地震の再現CG映画を見ました。平常心で対応した体験でしたが実際の場合どう対応できるか心配になりました。このような体験訓練を繰り返すこと、地域での防災訓練の工夫した訓練の大切さを知りました。

最後は、各種コーナーを説明いただきました。
●災害と暮らしの学習コーナー…日本古来より襲われた災害と上手に付き合う知恵や、自助・きょうじょの必要性について学ぶました
●首都直下地震特設コーナー…パネルや模型で地震を知る内容でした。
●事例に学ぶ自助の知恵コーナー…過去の地震の災害者の声から、自助の知恵を学ぶパネル展示が、大規模震災別に掲示していました。
●自助体験コーナー…種々な防災グッズの展示や工作、模型などが見れて実際に自分でやって切ることが出来ました。

午後1時45分からの、東京都総務局総合防災部の講演は、事業調整担当の宮崎 玄課長、防災計画課の下山恭典統括課長代理が担当していただきました。
~研修内容~
●東京都の防災対策
・東京都の危機管理体制について
・首都直下地震等の被害想定について
・防災力向上に向けた取組み
・東京都地域防災計画(震災編)の概要の主な取組紹介
・平成28年熊本地震について
●今やろう防災アクション<防災ブック「東京防災」>
資料:東京の防災プラン(2014.12)、東京の防災プラン 進捗レポート2017
2時間の研修を受け、そなエリアの玄関口で参加者で記念撮影をし、昭島市役所に無事に17時に戻ってきました。
まず個人としては、災害発生後の自宅での生活継続のために『日常備蓄』をしていきたいと思いました。自治会役員としては、そのことを地域の皆様に伝えていきたいと思います。自助(自治会員)を啓発する公助(自治会)でありたいですね。