スタンドパイプ操作講習会に参加しました

6月17日(土)昭島市環境コミュニケーションセンターにてスタンドパイプ操作講習会が実施されました。
昨年度は稲荷神社にてスタンドパイプ訓練を実施したので、今年度は市の操作講習会に会長と防災委員3名が参加しました。

手始めに講義を受けました。
家具の転倒・落下防止は地震が起きた時の怪我や危険の防止だけでなく、燃え移りによる火災に対する『備え』でもあること、地域で消火にあたる『滅災』は使って慣れることが重要だと学びました。
また、スタンドパイプは震災などによる大規模災害時に活用するものであり、通常の火災は消防署へ連絡し、家庭や街頭消化器にて初期消火にあたるように、とのことでした。

その後、放水訓練と消火栓マンホール蓋開閉訓練との2チームに分かれて実技を行いました。

【消火栓マンホール蓋開閉訓練】

消火栓鍵で消火栓の蓋を開放します。蓋はとても重く、引き上げるのも戻すのもなかなか大変そうでした。
蓋が開いている目印に、消火栓鍵はそのまま立てておきます。

【放水訓練】

「放水はじめ」の合図で消火栓にいる担当者がスピンドルドライバーを回して放水し、消火にあたります。
放水の必要がなくなったら「放水やめ」の合図を送り、消火栓を確実にしめます。

🚒参加者感想
スタンドパイプは使い方を教えてもらわないと、なかなか実践するのは難しいので今回はじめて参加させていただけて良かったです。
水を目標の場所にかかるように調整するのが難しかったです。
防災に対する意識が高まりました。

最後に、消防の方が挨拶で「被災者同士の助け合い」がなにより大切であるとお話されていました。
「自助」「共助」できるよう、これからも『訓練の継続』と『備え』をお願い致します。