東小避難所訓練を実施しました

2023年度は近隣の複数避難所が合同で避難所運営委員会及び訓練を実施することになりました。それに従い、東小と昭和中の避難所運営委員が合同で委員会及び訓練を開催します。
合同とは言うものの11月26日訓練当日は、昭和中の委員と東小の委員が2班に分かれて訓練しました。

訓練内容は、
(1)簡易備蓄倉庫の説明と確認、発電機の始動訓練
(2)貯水槽の説明
(3)マンホールトイレの組立設置訓練
(4)パーテーションの設置訓練
上記を昭和中の委員と東小の委員の2班に分けて行い、その後全体で
(5)組立式の給水タンクの組立訓練を実施しました。

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(1)発電機の始動訓練
今回使用した発電機は以前のものと異なり、移動用の車輪がついているので必要な場所に移動するのが楽になっていました。
なお、発電機の点検(動作確認)は毎月学校職員が実施しているとのことです。

(2)貯水槽の説明
学校で普段使用している水道水を、この貯水槽を経由して配水しているので、常に最新の水道水が貯蔵されています。
断水したときはこの貯水槽の水を使って給水します。貯水量は約9㎥。
約9トンなので、500ml(=500g)のペットボトル換算で、
9000÷0.5=18,000本の水ということです。

(3)マンホールトイレの組立設置訓練
東小ではマンホールトイレ用のマンホールが設置されています。
このマンホールの蓋を開けてトイレを設置します。
今回の訓練では、昭島市役所の委員長さんが事前にマンホールトイレの設置方法を練習しており、当日参加した人達に指導してくれました。

(4)パーテーションの設置訓練
避難者の居住場所であるパーティションの設置説明&訓練。
冬場など寒いときは毛布などを敷く必要がある(簡易備蓄倉庫にあり)とのことです。

 

(5)組立式の給水タンクの組立訓練
大震災が発生した場合、給水車で多数の避難所その他に給水しようとすると、一か所で蛇口から各個人に給水していると非常に時間がかかってしまい、市内の必要地域にくまなく給水することが出来ない事態になります。
それを回避する為、各地域ごとに給水タンクを設置し、給水車はその給水タンクに短時間で給水して次の地域に向かうようにします。
その後給水タンクから各個人に給水する段取りになります。
このやり方で必要地域に速やかに給水するとともに各個人に給水可能になるとのことです。
訓練では、給水タンクのバルブ部分の組み立てがかなり難易度高そうだったので、さらなる訓練を要する(及び説明書充実)と思われました。

郷地第三自治会からご参加された6名の方、お疲れ様でした。
記事・写真は鈴木祥平さんにご提供いただきました。 ありがとうございます。