早々と令和2年度の区長・組長全員が決まり、次年度の活動準備に入りました。

「高齢化や『役員になると負担が多く大変だ』との理由で役員引き受け拒否や退会等の役員の担い手不足や、区内・組内の話し合いで決めることができない、限界だ」との理由による役員人選に行き詰った平成27年度、平成28年度に退路を断って1年掛け、解決のための抜本的改革を行った結果、平成29年度以降は、2月の次期区長・組長人選依頼から僅か1ケ月足らずで、全区長(8人)組長(34人)が決まり、現区長からリストが提出されました。                                         また、各区・組内だけで協議・輪番で決められ、改革結果による仕組みが軌道に乗ってきた証しと言えます。しかし、このシステムを確りするためには、まだまだやらなければならない細かな点はいろいろありますが、大枠では役員の担い手不足が解消されました。                                       また、区長の構成にも変化が出てきており、任期は1年ですが区によっては、2・3年継続して引き受けてくれる区長も出てきています。来期も2つの区で、2年・3年の継続区長が選出されています。さらに年齢構成も30~60世代の現職世代と、65歳以上の退職世代がほぼ半分の年齢構成になってきています。                 八清親和会は、改革・改善として何を取り組んだか概要を紹介しますと、15の常任委員区を8つの区に統合、38あった組を34組に統合・組の組替え、区長・組長負担の大幅軽減として「行事のお手伝い要請の廃止・業務、事務の徹底した効率化・合理化・定型化・電子化・不要業務事務の廃止等」の改革改善の取り組みにより「役員の負担が大幅に軽減され、現職世代や高齢者でも担える」という言葉をいただけるようになりました。この結果区長の管轄世帯が大きな区で70世帯でも可能になり、さらに「高齢者等の役員輪番免除制度」により高齢者等の区長・組長をやれない・辞退等の理由による退会も止まりました。これらの結果が、ここ数年の区長・組長人選に現れています。八清親和会は、他に問題提起せずとも自身の自治会だけで「高齢化問題や役員の担い手不足問題」を解決しました。

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