[コロナ]30日東京都の新規感染者714人、「第4波」5月26日の743人以来の急増、リバウンド(感染再拡大)の兆候か!

◇30日東京都の新規感染者は714人が確認され、前日の476人から大幅に増加した。700人を超えるのは「第3波」の5月26日以来である。このうち感染経路不明者が437人と感染者全体の61%を超え減らない。

◇陽性率も対象となる検査件数3日間移動平均6,854件に対し10.4%と高い.

◇また、年齢層別の新規感染者も20歳代が急増しており、再び200人を超え201人が確認された。さらに30・40・50歳代についても、30・40歳代が各々100人を超え、132人、143人、50歳代は94人と100人に迫る人数の急増である。特に際立った増加は、10歳未満17人、10歳代で61人が確認されている、これは明らかに10歳代ならびに児童にも感染が拡大していることを示している。

世代別構成比率も、10歳代以下の構成と60歳代以上の退職者・高齢者世代の感染者構成が逆転し、10歳代・以下の若年層が11%、60歳以上の退職者・高齢者層が9%となった。また20・30歳代が47%、40・50歳代が33%と若い世代、現役世代合わせ80%を占めており。この世代の感染拡大を抑えることが最も重要である。

◇重症者も再び増加しており4人増え47人となり、うちわけも感染者の若い世代の増加と共に重症者も20歳代2人、30歳代3人と増加している。また40・50歳代も増加し18人となり、重症者全体の45%を占めている。このように重症者も高齢者から若い世代・現役世代へと移っている。

◇また感染患者も増加し、30日時点で4,400人となり、入院患者が再び   1,500人を超えており、入院先・宿泊療養施設受け入れが決まらない自宅待機状態の感染者(手続き中含む)も再び増加して790人となっている。

◇昭島市の感染者は減少しており、29日の新規感染者は0人であった。

このように、緊急事態宣言解除から僅か10日間であるが、東京都の感染者は再び増加傾向となっている。また繁華街では人出が増加しておりリバウンド(感染再拡大)の兆候が出ていると報じられている。引き続き一人ひとりが感染予防対策を徹底する必要がある。

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