[速報]3日全国のコロナ感染拡大衰えず、重症者も急増、病床逼迫の兆し!
「第3波」と言われる今、感染者野増加ペースは、1日の新規感染者が過去最多を更新したりし(11月28日 2,687人)、春の「第1波」夏の「第2波」をも超える勢いである。この感染拡大に伴い、高齢者層への感染の拡大で、重症患者も急増し過去最多を更新して497人となった。 今回の「第3波」は、大都市圏のある都府県だけではなく、今まで感染の波が来ていなかった県にも感染が拡大しており、全国的な感染拡大になっている。 このため、東京、大阪、北海道始め感染者が急増している府県などでは、コロナ重症者用の病床の使用率が上昇し、コロナ病床の確保や医療スタッフの人手不足などが影響して感染者の増加に追い付いていないという。記憶に新しいかと思うが4月の「第1波」の時、全国で重症患者が300人を超え”このままで行くと医療崩壊になる”と騒がれた時と比べると感染者が重症化する割合が減っているという。しかし、また”このままいくと医療体制の逼迫が再び懸念される事態”になると思われる。「即応病床」という新たな言葉が出てきているが、今までは「病床確保」だけが公表されていたが「即応病床」「準備病床」の2種類があるという。これは「都道府県が確保するコロナの入院病床は、空いているなどして患者をいつでも即時受け入れ可能な病床を「即応病床」と言い、都道府県の要請後に医療機関が受け入れ準備を始める病床を「準備病床」という。都道府県は入院患者が増えると準備病床を「即応病床」に切り替え、受け入れ能力を増やすという。厚生労働省は即応病床と準備病床の合計を最大の「確保病床数」として公表しているという。これが今まで公表されてきた「病床確保」数である。「即応病床」の逼迫は「準備病床」が予定よりも確保が遅れていることを示しているという。また、病床確保が出来ても「医療従事者」の確保が出来ていなければ病床逼迫の要因にもなる。例えば東京都の11月30日時点で「確保病床」である2,640床(図を参照)の使用率が62.9%になっているが、人手不足などですぐに稼働できないものが含まれており、直ちに受け入れ可能な病床の使用率はさらに高いものと見られているという。これが今メディア等で騒がれている実態である。 (図は12月1日読売新聞朝刊の図を使用)