年頭メッセージ 小野自治連会長

tamagawa1                       ▲昭島市の多摩川の河辺からの旭日

謹んで新春の御挨拶を申し上げます。昨年は自治会連合会の活動に対し皆様方のご理解とご協力を頂きお礼申し上げます。
最近、国内外で大きな地震や、地球温暖化のせいとも言われている大きな自然災害が発生し、多くのかけがえのない人命が失われています。
私たちが生活している東京に於いても、近い将来その発生が予測されている、首都直下型地震、立川断層地震や南海トラフ地震、又多発と大型化が心配されている集中豪雨や大型台風による自然災害に対し「自分の命は自分で守る」を重点に自治会連合会は取り組んで参ります。

特に本年は「自分と家族の命は自分達で守る」を合言葉に、家族全員で災害発生に備えていただきます。具体的には家庭での「我が家の防災会議」の開催をお願いします。
発災時の凍り付現象を防ぎ、災害の予兆を感知し直ちに行動に移れるよう「地域で行われる防災訓練に家族で参加する事」を始めとして、次の事項を家族全員で確認し共有化することが大切です。
まず①災害時の家族の役割分担を決め、②発災時閉じ込められないための安全な場所の確認、③避難場所及び避難経路の確認、④家具類の転倒落下・移動防止の確認、⑤ガラスの飛散防止措置の確認、⑥非常持ち出し品と最低3日分の生活用品の準備確認、⑦初期消火のための消火器、懐中電灯、運動靴の準備確認、⑧家族の安否確認と連絡方法の確認、⑨震災等で外出する際は、通電火災を防ぐためにブレーカーの落とす等を年に一度は家庭みんなで話し合ってください。

自分と家族の命が守れなければ、他人を助けることは出来ませんし、発災時に助ける事の出来るのは近くにいる人しかありません。そのためにも平時は見守り、災害時は安否確認の“防災隣組”を組織し、日常生活の中で隣組の結びつきを強めながら、防災隣組活動を地域に拡大して行きましょう。
BSC
本年は地域ごとに行政、学校と地域による「避難所運営委員会」を立ち上げます。自治会連合会としても、防災リーダの育成と、防災隣組カード(A-net)を利用した自治会員増強の推進に取り組んで参ります。

 本年も皆様方のご理解とご協力を頂き活動していきますので宜しくお願い致します。

2014.1.1   昭島市自治会連合会会長 小野正敏
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(写真提供:藤井憲正・宮田次朗/つつじが丘在住)