4/17 昭島中央ロータリークラブ創立25周年記念式典に出席
4月16日(水)16時から、フォレストイン昭和館において昭島中央ロータリークラブの創立25周年記念式典が、開催されました。自治連からも、小野会長を始め役員が来賓として出席しました。
第一部 式典〈16:00~17:00〉が、物故会員へ黙祷、開会点鐘、国家斉唱、ロータリーソング奉仕の理想斉唱、来賓.参加クラブ紹介があり、昭島中央ロータリークラブの平畑秀東会長から、当クラブが1990年4月に国際ロータリーより認証を受け、皆様のご支援のもと、創立25年を迎える運びになった御礼と、これからも会員一同ロータリーの理念を大切に 奉仕の理想を求めて更なる活動を続けるとの決意がありました。
その後、国際ロータリー第2750地区ガバナーの舟木いさ子さん、昭島市長の北川穣一さん(代読 佐藤清副市長)、東京昭島ロータリークラブ会長の加藤精一さんの3名から祝辞がありました。
次に、ロータリー財団委員会、ロータリー米山記念奨学金、昭島市社会福祉協議会に対して目録贈呈(寄付金)、昭島市立中学校、小学校に書籍の贈呈と続き、昭島市自治会連合会の小野会長(右写真)をはじめ5名の方に感謝状贈呈がありました。
会員増強功労者への記念品贈呈、祝電披露、閉会点鐘で第一部が終了しました。
第二部 記念講演〈17:10~18:10〉講師は、夜回り先生こと水谷修氏で演題は「今、子どもたちは―夜回り先生、いのちの授業」でした。テレビでは何度も拝見しておりますが、あっという間の60分でした。いろんなお話をしていただきましたが、東日本大震災震災の際の話が心に残りました。水谷先生に感化を受けて教員になり、石巻市大川小で津波の被害に遭い、子どもたちを必死に守ろうとして、波に呑まれていった教え子の話し。もう一つは、気仙沼の女の子で虐待を受けていて、メールで何度も「死にたい・死にたい」と訴えてきていた子に先生は「死んじゃダメだよ、誰かのために生きてごらん」と返していたそうです。そこに3.11があり、その子は避難所に飛び込んだら、冷え切った体育館でおばあさんが毛布をぶったまま凍えていたそうです。その子は、自分の毛布をそのおばあさんにかけてあげて、冷えないように体を寄せて、体をさすってあげたそうです。おばあさんはその子の手を握りながら「ありがとう、ありがとう」と泣きながら言ってくれたそうです。その子から「先生の言っている意味がようやくわかったよ」と報告してくれ、将来は看護への仕事をしたいと報告があったそうです。
また、当日は市内の小学校、中学校の校長先生や市議会議員の皆様も参加していまして心の病を持っている人が増えている今、何をなすべきかの数多くの提案もされました。
今回参加し、子どもたちは学校が育てるものとの風潮がありますが、10年20年またその後の昭島を託すのは間違いなく、今の子どもたちであることを再認識し、自治会連合会としても、笑顔あふれる元気な子どもに、また”昭島の宝物”を地域で共有し出来ることから関わっていきたいと思いました。貴重な講演会でした。