1.17 20年前の神戸・淡路大震災を忘れない!

bousai-2 今から、20年前の1995年1月17日午前5時46分52秒に、阪神・淡路大震災、M7.3が発生した。私たちもこの日は忘れられない。忘れてはいけないと思っています。
私たちの住む昭島市は近くに立川断層もあり、神戸から学ぶことが多くあります。震災時、消防士だった”人と防災未来センター(神戸市)”の語り部の野村 勝氏を1年半前に講師として招き、中学生とともに当時の貴重な体験を聞くことができました。

絶対に震災は来ないで頂きたい。しかし毎年日本のどこかで大きな地震が起きています。この震災と4年前の東日本大震災を知っている私たちは、子ども達に伝え、災害に備え、この経験を活かしていかなければいけないと思います。日々の備えが命を守ります。
 昭島市内で一番世帯数の多い”つつじが丘北自治会”はこの震災を契機に、自治会を立ち上げ、行政と連携を取りながらやってきています。昨年、防災隣組の構築を始め、9月には地域内に住む中学生にも全員参加の「安否確認訓練」を1100名を超える住民の皆様と行っています。昭島市内の自治会も東京都が推奨していますpoint07_l防災隣組の構築」に力を入れ、平時は見守り・災害時は安否確認を行っていくことができる地域にしていきたいと思います。
一番大事なことは”ご近所(互近助)のつながり”です。発災時は近助(隣同士)や共助(自治会など)しか、お互いを助けることはできません。神戸・淡路大震災は、そのことを我々に教えてくれました。その為にも普段からの自治会の防災活動が大事になっています。皆様の協力、参加をお待ちしております。

震災から20年ということで多くのマスコミを始め、投稿されています。その中で「神戸新聞NEXT」の被災者へのアンケート記事を紹介させていただきます。

★★防災のために普段からから準備していることはなんですか?

hyou●具体的に取り組んでいる対応の1位は「防災情報の収集準備」でした。被災したときに情報の収集で苦労されたのでしょう。

●震災経験者の意識の高さが、このグラフから読み取れます。特になしは13%のみでした。

★★震災初日に一番困ったことは

hyou2初日に実際に困ったこと「家族、知人の安否情報の確認」でした。家族間で、安否の確認方法を決めているのは、非経験者は経験者の半数でした。