【神戸訪問レポート❶】ひょうご安全の日1.17のつどい

FullSizeRender訪問メンバーはJR昭島駅、朝7時前の東京行に乗り神戸に向かいました。
前日までの寒波の影響で、名古屋~京都間で積雪のため新神戸着が20分以上遅れ、追悼式式典に少し遅れて到着しました。
県立西宮高校音楽科の生徒による演奏から始まりました。(11:50開始)


「ひょうご安全の日 1.17のつどい」式次第

t11、開会のことば
2、黙  祷
3、主催者代表挨拶 井戸敏三県知事
4、ご来賓挨拶
5、子ども達からのメッセージ
6、献唱曲「しあわせ運べるように
  神戸市立なぎさ小学校の6年生170人
tuitousiki7、⒈17ひょうご安全の日宣言
8、献  花

★子ども達からのメッセージの要旨を紹介
●小)6年生・女子
阪神・淡路大震災についてさまざまな学習をしてきました。
倒れた建物や高速道路、燃え上がる街。多くの家や生活、そして命を奪いました。大きな悲しみの中、得たものもあることを知りました。
それは人と協力する大切さ、命の尊さ、決して諦めない強い心。人と人との絆が復興につながっていったことです。次代へ伝えていくために、私たちができること。それは「忘れないこと」。学んだことを生活に生かしていくことだと思います。
困っている人に優しくしたい。人の役に立つことをしたい。どんなことにも諦めずに挑戦したい。家族や友達、地域とのつながりを大切にし、防災・減災に努め、未来へ力強く生きていきます。
●中)2年生・男子
阪神・淡路大震災は街を一瞬にして破壊し、多くの人々の命を奪いました。
私たちはこの大震災を経験していませんが、震災学習を通し、多くの大切なことを学びました。それは命の大切さ、絆の大切さ、助け合うことの大切さです。
震災で多くの人が亡くなり、大きな被害を受けました。その中で「がんばろう神戸」を合言葉に強い気持ちで復興に向け、一歩ずつ歩んだ教訓があります。深い悲しみから立ち上がろうとした方々のおかげで今日の神戸があります。
私たちは生まれ変わった神戸の街で生かされています。
震災の教訓を生かし、地震が起きても被害を少なくできるように私たちの世代が防災・減災を学び、伝え続けることを誓います。
●高)3年生・女子
さまざまな方から「思い出すことはつらくて苦しいけれど、忘れてはいけない」と聞きました。この街には3種類の人がいると思います。①震災を経験し次の世代へと語り継ぎ、備えに生かそうとしてくれている人/②「もうあんな大きな災害には遭わないだろう」と思っている人/③私のように震災を経験していない人。
災害はまた必ずやってきます。大切な人・もの・場所・時間を奪われること。
誰一人としてそんな経験をしてほしくありません。
私は未来の災害に備えるために語り継いでいきます。自分の住む街だけでなく、大きな災害を経験していない「未災地」でも、「命を守る防災教育」を広げたいと思います。

★1.17ひょうご安全の日宣言FullSizeRender (87)