【速報!】昭島の多摩川流域に白鳥が飛来!!

1月9日の夕刻、志村会長から、「今、多摩川に白鳥が8羽来ているよ」という情報を頂きました。場所は、奥多摩バイパス沿いにある多摩信用金庫郷地支店の所の信号の十字路を南(多摩川の方)に向かい、突き当りの階段を上って多摩川を見下ろす辺り(郷地玉川自治会最寄り)です。翌日見に行ってみた所、まだ姿がありました。丁度その場にいた、長年多摩川の風景を写しているという方にお話を聞いてみると、「この白鳥はいつもはもっと下流で見かけているが、今年はその場所が工事中で餌がなくて、ここまで飛んで来たのであろう」とのこと。「もちろんここまで来るのは珍しいことで、餌となる川底のコケや水草が食べられる間は、ここにいるかもしれない」と言っていました。

大きくて真っ白な白鳥が、8羽揃って水面を泳ぐ姿は、とても美しく優雅で、一見の価値はありました。もしこの速報を見て飛来日(1月9日)から数日内でしたら、実物が見られるかもしれません。お近くの方は散歩がてらちょっと足を運んでみてください。まだいたならば30分ほど見ていると、泳いでは水中に首を入れて餌を食べ、ひとしきり食べ終わると毛づくろいをしたり、羽を広げて羽ばたいてみたりと、人を恐れる様子もなく、自然のままの変化に富んだ姿を見ることが出来ます。

また、既に白鳥は見えなくても、どこまでも視界が広がる多摩川の風景はとても気分が爽快になりますし、晴れた日は富士山も眺められます。更にふと上を見ると、沢山の鳥が群れ飛ぶ姿も見られるかもしれません。実際、私が行った時は沢山の「川鵜(カワウ)」が上空を雁金状(雁が三角の形状で飛ぶ状態)になって飛んでいく光景を見ることが出来ました。これも前述の写真愛好家の方の話では珍しい光景とのことで、ラッキーでした。(清水和子)

多摩川土手から見下ろすと、すぐ正面に見えた白鳥たち。8羽もいるのですぐに見つけられます

その近くには真っ黒な川鵜たちの姿も

皆で水中に首を入れてお食事中。水中には餌となる緑の水草が見えます

その時、雁金状に並んだ沢山のカワウが頭上を通過

食後は浅瀬で一休み。羽ばたく姿も優雅です

そしてまた食事に。このように8羽が綺麗にまとまるのも一瞬だけです

 

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