朗報!第13回地域の防火防災功労賞で最優秀賞に決定
東京消防庁主催の「第13回地域の防火防災功労賞」の受賞団体が決定し自治会連合会第19ブロックの”つつじが丘北自治会”が最優秀賞(消防総監賞)の受賞決定の連絡がありました。おめでとうございます。
第21回防災まちづくり大賞(総務省消防庁主催)にも、推薦していただけるようです。
「地域の防火防災功労賞」は、阪神・淡路大震災から10年目の節目に当たる平成16年6月に、地域防災力の向上を図ることを目的として創設されました。町会・自治会、事業所等の防火防災に関する取組について募集し、表彰することで広く都民に紹介するものです。
今年も、地震、風水害等の自然災害に関する町会・自治会等が主体となった地域の取組や、地域が実施する住宅防火に関する取組を募集し、今回は各消防署を通して自主防災組織等から152事例の応募がありました。
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/bou_topic/korosho/senkou.html
表彰は明年1月で、最優秀賞(東京消防庁消防総監賞)3団体、 優秀賞(東京消防庁防災部長賞)5団体、 優良賞(東京消防庁消防方面本部長賞)10団体でした。
これまでの、昭島市の同賞の受賞団体は
第10回:まちづくり昭島北(自治会連合会17.19.20ブロック)…優秀賞
第12回:瑞雲中学校エリア自治会(自治会連合会15.17.19.20ブロック)…優良賞
■■応募内容□□
団体名 つつじが丘北自治会・昭島つつじが丘ハイツ北住宅団地管理組合
事例名 災害時”死者ゼロ”を目指す!マンション管理組合と自治会との取組み
事例の内容
少子高齢化が急速に進む都内でも最大級の1,397世帯14棟の団地型マンション管理組合と自治会にて「つつじが丘北防災協議会」を平成24年12月に立上げ、これまでハード(管理組合)とソフト(自治会)の両面から話し合いを40回継続開催し、防災を中心に地域力向上を推進し”今後とも住み続けたいまちづくり”に挑戦しています。
防災の備えとしては、①災害時は”在宅避難”を前提に「自助の備え」の啓発! ②自分たちの地域は、自分たちで守るため「防災隣組」を構築! ③発災時の安否確認は”在宅で元気な方”みんなで行う!ために、次のような取組みを行っています。
①住民を始め、地域内の管理組合、自治会の防災・減災の役割を明確化
〇34年前に管理組合を設立し、その傘下に号棟会(防災委員会を含め三委員会)、20年前の”阪神淡路大震災”を契機に自治会をスタート、2年前に棟別に防災隣組の組織化を実施。
〇『住民・管理組合・号棟会・自治会・防災隣組』各組織の防災・減災への役務分担を1)備え、2)発災~3日目、3)復旧(4日目以降)”別に取り組み内容を明確にした。
②全住民にネームプレートを配布
〇名前で呼び合えるコミュニティづくりのため、全住民に個別に号棟・部屋番号・お名前入りのネームプレートを平成27年3月に配布しました。
③各号棟1階に、防災グッズの収納倉庫を設置
〇いざの時の、号棟内での安否確認作業を15分以内に行うために必要なグッズを1階に倉庫を平成27年9月に設置し収納しました。倉庫の壁面にキーボックスをつけ、番号で開くようにし住民なら誰でもが開けて、使えるようにしました。
④「防災マニュアル」を作成し、住民に周知
〇平成24年12月から「つつじが丘北防災協議会」で協議して進めてきた事を集約し、平成28年1月に『つつじが丘北・防災マニュアル2016』(副題:わが家・わが地域をみんなで守る)作成・配付し、1月31日に住民説明会を実施し周知活動を行いました。
⑤棟別の「防災隣組」活動が動き始める
○14の棟の防災隣組がありますが、防災棟長-グループ長(22世帯)-班長(6世帯)の組織でグループ長までは全棟体制が整い、次は御近所の班の体制作りを現在取り組んでいます。
○コミュニティづくりに、号棟単位で夏祭りの模擬店を出店したり、防災お花見・防災芋煮会を定期的に開催し、防災広報を発行するなど棟別の動きが始まりました。
⑥自助の啓発活動を広報等で継続的に発信を続ける
○広報誌「つつじが丘北防災ニュース」を随時発行し、つつじが丘北の住民にタイムリーなお知らせをして、防災訓練には5割以上の世帯が参加しています。
○5年前に各家庭にお渡ししていた3枚の安否確認シート(マグネット式葉書大)を安否確認作業を単純化するために「大丈夫(黄色/救助求む(赤色)」の2枚とし、震度5弱以上の際は、玄関ドアに貼ることを再度徹底し、訓練時は9割以上が装着している。
○地域活動をされる場合は、ネームプレートをつけて参加するようになり、日常的に雰囲気がよくなり、エレベーター等であった時の挨拶運動が始まりました。 以上